2010年10月01日

スプリンターズS(G1)

おそらく雨の影響が出る。
内に入った先行馬、ノーザンダンサー系を狙う。
先週のように16番人気が突っ込んでくる可能性も?   


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2009年11月24日

【マイルCS】カンパニー有終V

引退の花道を見事に飾った。横山典に導かれ、直線、馬群を割って鋭く抜け出した8歳馬カンパニーが快勝。秋の天皇賞に続き、G1を連覇した。1番人気馬のVは、この秋、G16戦目で初めてのこと。ラスト走をきっちりと締めくくった。2着には逃げ残った14番人気のマイネルファルケ、3着にはフランスから参戦、2番人気に支持されたサプレザが入った。
  ◇  ◇
 引退を惜しむ涙雨を背に受け、歓喜のゴール板を突き抜けた。8歳馬カンパニーが有終V。花道を見事に飾った。
 長い競走生活の集大成だ。スタートが苦手だったのも今や昔のこと。発馬を決めると、中団で脚をためた。ウオッカを封じ込めた瞬発力は、この日も健在。「不利さえなければ、と思っていた。あわてることなく運んだ」。横山典とのコンビは12戦目。呼吸を合わせ、絶妙のタイミングで放つ鞍上のゴーサインに鋭く反応。G1・2連勝でラストランを締めた。
  


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2009年08月10日

【関屋記念】やっと勝った!皇成スマイル爆発!

新潟競馬場で行われた「第44回関屋記念」は2番人気スマイルジャックが鋭い末脚で抜け出し、1年5カ月ぶりの勝利を飾った。手綱を取った三浦も昨年の函館2歳S以来、1年ぶり重賞制覇となった。

 スマイルジャックが思い出の越後路で復活だ。これが本当に初コンビ?昨年JRAに新風を起こした三浦の好騎乗に新潟ファンは酔いしれた。掛かる癖がある馬を後方でなだめ、直線は外へ。馬群をこじ開け3F32秒5の鬼脚で一気。第一人者・武豊ヒカルオオゾラを従え、人馬ともに2度目の重賞V。三浦自身は昨年の函館2歳S(フィフスペトル)以来、ちょうど1年ぶりの重賞制覇だ。  


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2009年06月05日

安田記念追い切り情報(1)ウオッカ

 ウオッカは栗東CWで3頭併せ。主戦の武豊を背に、はじけるような動きを披露した。先行するロッソネロ(3歳未勝利)、マヒオレ(5歳1000万下)を4角で捕らえ、抜群の手応えで直線へ。コーナーワークで最内に潜り込んで鋭く伸びた。ラスト1Fは、やや抑えるような格好で11.2秒を記録。2頭をはるか後方に置き去りにし、迫力十分にゴール板を駆け抜けた。

 5F68.7-39.3-11.2秒。動き、馬体、気合のどれを取ってもケチの付けようがない。武豊は「本当に良かった。今は体調がすごくいいんでしょうね」と好感触を確かめて笑顔。「元気がいいし、落ち着きもある。特に言うことはない」と声を弾ませた。見届けた角居師も「思っていた通りの調整過程を踏めている」と自信の表情。まさに今がピークの状態と言えるだろう。

 舞台は引き続きヴィクトリアマイルで圧勝劇を演じた東京芝マイル戦。強豪牡馬が相手となるが「この条件は好きみたいなんで。ウオッカとユタカさんに任せておけばいい」と指揮官は名コンビに全幅の信頼を寄せる。主戦は「マイル路線の強い馬が全部出てきた。外国からも強い馬が来ている。簡単ではない」と気を引き締めるが「主役で臨める一戦だと思う。ウオッカですからね」。自信を持って連覇に挑む。
  


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2009年05月27日

武豊騎手「逃げることも考えている」

27日、栗東トレーニングセンターでは日本ダービー(GI)に出走を予定している各馬が追い切りを消化。有力馬の関係者が会見を行い、ダービーへの意気込みを語った。リーチザクラウン、アプレザンレーヴ、ジョーカプチーノの関係者コメントは以下の通り。

【リーチザクラウン・武豊騎手】
「前走ではいい騎乗ができず、中途半端なレースになってしまった。脆さを見せる結果となったが、この馬にはハマったときの強さがある。ダービーでは逃げることも考えているが、決めつけてはいない。皐月賞は大きなレースだが、ダービーが目標なので、思い切って乗りたい」

【アプレザンレーヴ・池江泰郎調教師】
「併せた馬より、あまり離れないようにという指示をした。(普段の調教ではあまり動かないが)今日は気分よく走っていて、いい調教ができたと満足している。(前走の青葉賞は)出てくるときに窮屈になったりと、苦労していた。あれを抜けたのだからいい根性をしている。馬にとってもいい経験となった。東京2400mを経験しているのは強みで、前走のようなレースをしてくれたら。枠に神経は使わなくていい馬。引いた枠が、この馬の運命だろう。力のある馬なので、道悪は対応してくれると思う。相手が強い馬なので、そこでどういうレースをするか。皐月賞組にどれだけ近付けるか力比べだ」  


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2009年05月11日

仏1000ギニー、イルーシヴウェーブがG1初制覇

現地時間10日、仏・ロンシャン競馬場で行われた仏1000ギニー(3歳牝、仏G1・芝1600m、11頭立て)は、C.ルメール騎手騎乗の3番人気イルーシヴウェーブ Elusive Wave(牝3、仏・J.ルジェ厩舎)が、タマジルテ Tamazirteに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒87(良)。1番人気ファンタジア Fantasiaは、さらに1.1/2馬身差の3着に敗れた。

 勝ったイルーシヴウェーブは、父Elusive City(その父Elusive Quality)、母Multicolour Wave(その父Rainbow Quest)という血統の愛国産馬。昨年5月のデビューから3連勝でカルヴァドス賞(仏G3)を制覇。続くマルセルブサック賞(仏G1)でも2着に入り、今年初戦のアンプリュダーンス賞(仏G3)を勝ってここに臨んでいた。通算成績6戦5勝(重賞3勝)。

  


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2009年05月07日

ワンカラット切れた2馬身半先着

 ◆NHKマイルC追い切り(6日) ワンカラットが、持ち前の瞬発力でパートナーを圧倒した。Dウッドチップコースに入った桜花賞4着馬は、10馬身後ろからセフティーバーニング(6歳1000万)を追走。最後の直線で豪快な伸び脚を見せ、並ぶ間もなく2馬身半先着した。

 5ハロン66秒1。ラスト1ハロンは12秒0。前走から中3週だが、活気あふれる動きを見せた。手綱を執った藤岡佑は「追走し、しまいはしっかり伸ばした。相手をかわす時も余裕があったし、非常にいい内容」と手応えを感じた様子だ。

 オークスに向かわず、距離適性を重視しての参戦だ。「桜花賞は、すごい脚を使ってくれた。直線で前が詰まらなければ、もっといい競馬ができた。牡馬相手でも、1600メートルなら勝負になると思う」と藤岡健調教師も強気に構えていた。

  


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2009年04月27日

新筐体を身にまといメモリアル『緑ドン』登場

アルゼマーケティングジャパンではエレコブランドのパチスロ新機種『緑ドン』を発表した。

 お馴染みのキャラクター「ドンちゃん」が誕生して10年。これまでの愛顧に感謝を込め、また、新たなステージへと踏み出すための意欲作。演出の舞台は4000年の歴史を誇る中国へ。また、新筐体の採用、押し順ナビや新継続システムを駆使したARTなど、ハード、ソフトともにメモリアル機種に相応しい進化を果たした。

 新筐体では同社最大級のワイドリールを採用し、多数搭載されたリーチ目をよりインパクトある形で表現。この他、プレイヤーアンケートを参考に、仕様のあらゆる部分にファンの声を反映させている。

 5月下旬より導入開始予定。

  


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2009年04月23日

競艇界の最強女王 横西奏恵

スポーツ界には「90%の壁」という言葉がある。女子選手が出す記録は、男子選手の記録の90%前後にとどまるという法則だ。
 例えば陸上競技の100mなら、世界記録は男子が9秒69、女子は10秒49。女子の記録は男子の92%に値する。マラソンなら男子が2時間3分59秒、女子が2時間15分25秒。これも女子の記録は男子の92%に値する。筋力で劣る女子選手は90%が限界、そう言われている。
 競艇も現在のところ、この「90%の壁」が存在しているのが実情だ。女子レーサーがSGを勝つ、それは陸上100mで女子選手が9秒台で走るようなことなのかもしれない。

 だが可能性はある。競艇はエンジンとボートを使用するモータースポーツだからだ。アメリカでは昨年、100年以上の歴史を誇る最高峰の自動車レースで、ダニカ・パトリックという選手が女子レーサー史上初の優勝を飾って大きな話題を生んだ。彼女はレース後にこんな言葉を残したという。
「女性でも自分の一番好きなことを懸命にやれば、私のようにトップに立てるのよ」
 競艇でいまこの期待を一身に背負うのが横西奏恵だ。女子史上初のSG制覇という夢物語は、きっと最終章へと近付いている。

  


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2009年04月07日

GI開設55周年記念 トーキョー・ベイ・カップ

 モーター抽選結果  
地元の村田修次が平和島のエースモーターを引き当てた。1ヵ月前に行われた54周年記念で中野次郎を見事Vに導いた26号機だけに、村田の整備手腕を加味すればかなりの好仕上がりが予想される。パワーを活かしきるクレバーなレース運びで2つ目のGIタイトルを目指す。関東地区選手権を制してリズム上々の飯山泰、ダイヤモンドレーサー決定戦に出場する魚谷智之と山崎智也らも好機を確保している。

 前検タイム  
前検一番時計を叩き出したのは艇界屈指のアウト屋・阿波勝哉。今節もチルト3度を駆使して、6コースから果敢に仕掛けるレースを展開してくるはず。怒涛の大外まくりでファンを熱狂の渦に巻き込むことができるか。エース機を駆る村田修次も3位以下を大きく引き離す好タイムをマーク。地元両選手の緒戦から目が離せない。続くのは伊藤宏、山田竜一、松本勝也、木村光宏、佐々木康幸といった面々。

初 日 推奨レース展望  -12R-
54周年記念に引き続きファン投票第1位に選ばれた濱野谷。前回当地はしっかり優出して最低限のノルマを果たしたが、東都のエースとして今回はそれ以上の活躍を期待される立場。ファンの声援を味方に颯爽と押し切って、幸先いいスタートを切りたいところだろう。太閤賞制覇の勢いに乗る松井も互角以上。王者のテクで逃げる濱野谷に迫る! 勝負強い魚谷も艇間を割るが、大外専科・阿波の一撃も警戒必要。

  


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2009年03月27日

高松宮記念枠順確定、スリープレスナイトは2枠4番

29日(日)に中京競馬場で行われる第39回高松宮記念(4歳上、GI・芝1200m)の枠順が27日に確定した。

昨年のスプリンターズS(GI)を制して以来約半年ぶりの出走となるスリープレスナイトは2枠4番、阪急杯(GIII)を快勝したビービーガルダンは8枠16番、ビリーヴとの母仔制覇がかかるファリダットは4枠8番、悲願のGI初制覇を狙うキンシャサノキセキは5枠9番にそれぞれ入った。馬券は28日より発売される。枠順は以下の通り。

( )内は性齢、騎手・厩舎
1-1 コスモベル(牝5、佐藤哲三・西園正都)
1-2 ソルジャーズソング(牡7、北村友一・鮫島一歩)
2-3 アポロドルチェ(牡4、勝浦正樹・堀井雅広)
2-4 スリープレスナイト(牝5、上村洋行・橋口弘次郎)
3-5 トウショウカレッジ(牡7、内田博幸・池添兼雄)
3-6 ウエスタンダンサー(牝5、川田将雅・崎山博樹)
4-7 アーバンストリート(牡5、福永祐一・野村彰彦)
4-8 ファリダット(牡4、四位洋文・松元茂樹)
5-9 キンシャサノキセキ(牡6、岩田康誠・堀宣行)
5-10 ファイングレイン(牡6、幸英明・長浜博之)
6-11 アイルラヴァゲイン(牡7、津村明秀・手塚貴久)
6-12 ヘイローフジ(牝6、飯田祐史・飯田明弘)
7-13 ローレルゲレイロ(牡5、藤田伸二・昆貢)
7-14 ドラゴンファング(牡4、藤岡佑介・矢作芳人)
7-15 アーバニティ(牡5、横山典弘・古賀慎明)
8-16 ビービーガルダン(牡5、武幸四郎・領家政蔵)
8-17 スプリングソング(牡4、池添謙一・鶴留明雄)
8-18 ジョイフルハート(牡8、太宰啓介・小野幸治)
  


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2009年03月17日

【中山牝馬S】お見事!キストゥヘヴンが有終V

第27回中山牝馬S(15日、中山11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、ハンデ、芝・内1800メートル、1着本賞金3900万円=出走16頭)桜の季節に輝きを取り戻した。06年の桜花賞馬キストゥヘヴンが直線で内を突いて力強く伸び、引退レースを飾った。横山典弘騎手(41)は重賞騎乗機会4連勝。1分49秒1(稍)。今後は繁殖牝馬としての活躍が期待される。15番人気のピンクカメオが2着に粘り、11番人気のダンスオールナイトが3着で、3連単は139万馬券の大荒れとなった。
 劇的なフィナーレだった。ラストランを迎えた06年桜花賞馬キストゥヘヴンが、逃げ込みを図るピンクカメオの内から並ぶ間もなくかわしてVゴール。横山典弘騎手は左手で何度もガッツポーズをして喜びを爆発させた。
 「落ち着きがあったし、スタッフが一生懸命仕上げてくれた。斤量(56.5キロ)を背負っていたので前々で。好位からでも差せると思っていたからね。(最後も)ピンクカメオの内に入れたら凄い勢いだった。やっぱりGI馬の底力だね」
 07年ヴィクトリアマイル(4着)以来の手綱となった横山典も改めて能力の高さに脱帽した。初挑戦で重賞勝ちしたフラワーCも今回と同じ中山芝1800メートル。その時の鞍上が初騎乗のノリだった。彼自身もこれで重賞騎乗機会4連勝(今季重賞6勝目)を飾った。
 キスのフラワーCが厩舎の重賞初制覇だった戸田博文調教師(45)にも格別の思いがある。「有終の美を飾れて本当に良かった。ジョッキーが上手に乗ってくれて感謝している。この馬にはクラシックをはじめ、たくさんの重賞勝ち、米国遠征(07年米GIIキャッシュコールマイル4着)などいろいろな経験もさせてもらった。牡馬相手にもへこたれず頑張ってくれたし、本当に頭の下がる思い。いい子を産んでその子がウチに来てくれればいいですね」と繁殖牝馬としての成功を願う。
 キストゥヘヴンは1週間ほど美浦の自厩舎に滞在し、今週末には北海道白老の白老ファームで繁殖生活が始まる。GIを制してからも負けん気の強さで牡馬を完封してきた。今後は母の逞しさを受け継いだ2世の活躍を心待ちにしたい。  


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2009年03月09日

V4!ロジユニヴァース皐月王手/弥生賞


 ムチも使わず無敗街道を突き進んだ。皐月賞トライアル「第46回弥生賞」が8日、中山競馬場で行われ、横山典弘騎手(41)騎乗のロジユニヴァースが逃げ切ってデビュー4連勝。春のクラシック獲りへ王手をかけた。無敗の弥生賞制覇は史上9頭目。同レース上位3着までが皐月賞の優先出走権を獲得した。

 ロジの、ロジによる、ロジのための弥生賞だった。意表を突く逃げ。リズムのいい走り。後続を突き放した直線。初コースも、やや重の馬場も問題にせず、ロジユニヴァースが断然の1番人気に応えた。「いい内容でした」。1日の中山記念から開催日3日連続重賞Vとなった横山典も満足げだ。


前年覇者の横西が4回目の女王の座を狙う

 トップクラスの男子選手で構成される記念戦線に入っても互角以上のレースができる女子選手は少ない。

 現時点で、前記の条件に最も近いポジションにいるのは前年覇者の横西奏恵だろう。女子王座はすでに昨年を含めて3回の優勝を飾っている。総合的に優勝候補の筆頭にピックアップしてよさそうだ。

 もちろん、横西を追いかける勢力は強力。日高逸子、山川美由紀、谷川里江、寺田千恵らのベテラン勢、濱村美鹿子、海野ゆかり、岩崎芳美らの中堅どころ、そして若手では直後の総理大臣杯への出場も予定されている田口節子を筆頭に香川素子、永井聖美、池田明美、三浦永理らがスタンバイ。

 そして、ひょっとして…の可能性を感じさせるのは驚くばかりの成長をとげている98期の平山智加だ。  


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2009年02月27日

連覇を睨む横西奏恵に51選手が立ち向かう!



 年間勝率上位の女子52名によって争われる「第22回女子王座決定戦」が、3月3日尼崎競艇場で開幕する。

 今大会の優勝候補筆頭に挙げられるのはズバリこの人、横西奏恵だ。昨年の津大会では、8戦5勝オール3連対と圧倒的な強さで、優勝。格上の強さを見せつけて、鵜飼菜穂子に次いで2人目となる女子王座最多優勝・V3を成し遂げた。

 横西の強さは女子界に止まらず、男子の間でも光っていた。昨年2月の丸亀・四国地区選では安定感抜群の立ち回りで、06年の浜名湖・女子王座V、平和島・総理大臣杯優出6着に続く3度目の記念優勝戦進出。女子としては1999年の山川美由紀が果たして以来、実に9年ぶりの混合戦G1優勝へ王手をかけた。

 さらに、6月の多摩川周年記念から7月の平和島ダイヤモンドカップまで3節連続での予選突破。男子顔負けの活躍を披露した。並み居る強豪陣の中で見せる早いスタート、強気の旋回は、女子の中に入ればもはや別次元の立ち回り。史上初となる女子王座V4にも大いに期待が集まる。

 一方、打倒・横西に燃えるのは残り51選手ということになる。

 横西より上の期に当たる“ベテラン勢”には強豪勢がズラリ。鵜飼菜穂子・谷川里江・岩崎芳美・山川美由紀・海野ゆかり・寺田千恵など、歴代女王がひしめいている。中でも注目を集めるのは海野だろう。女子リーグ卒業となった08年。12月の第14戦で、2年3ヶ月ぶりのリーグ制覇を果たした。舞台がこの尼崎だったということもあり、5年ぶり2度目の女子王座Vに大きな弾みをつける格好となった。復活を告げる優勝を飾るべく、横西の独走に歯止めをかける構えだ。

 そして、横西より下の期に当たる“若手組”は、挙げれば切りがない程の粒ぞろいとなった。

 08年のリーグ優勝者からは、V3を果たした田口節子を始め、永井聖美・佐々木裕美・金田幸子などの実力者ばかり。横西の独走に歯止めをかけるには打って付けのメンバーだ。

 また、近況成長の著しい魚谷香織・平山智加が揃って2年連続2回目の参戦。いずれも08年にデビュー初優勝を飾っており、一回り大きくなっての登場となった。上位クラスの選手を相手にも、引けを取らない強気のハンドルワークを武器とする2人。まずは予選通過を睨む。さらに、初出場組からは川邉加奈子・西村歩・加藤綾・西村美智子の4選手が出場。G1初勝利へ、パワーみなぎる走りを見せつけるつもりだ。

 そして、忘れてならないのは地元の砦・中谷朋子だ。地元戦では昨年12月の女子リーグ第14戦、そして1月のオール女子戦と、2節連続で無念の途中帰郷。奮わない戦いが続いている。女子王座には、01年の多摩川大会から9年連続9回目の出場。だが、最高成績は04年の多摩川大会で準優出を果たしたのみ。後は全て予選敗退に終わっている。今大会こそは無事故完走、最終日最終レースを制し、頂点に上り詰めてみせる。


  


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