2009年06月05日

安田記念追い切り情報(1)ウオッカ

 ウオッカは栗東CWで3頭併せ。主戦の武豊を背に、はじけるような動きを披露した。先行するロッソネロ(3歳未勝利)、マヒオレ(5歳1000万下)を4角で捕らえ、抜群の手応えで直線へ。コーナーワークで最内に潜り込んで鋭く伸びた。ラスト1Fは、やや抑えるような格好で11.2秒を記録。2頭をはるか後方に置き去りにし、迫力十分にゴール板を駆け抜けた。

 5F68.7-39.3-11.2秒。動き、馬体、気合のどれを取ってもケチの付けようがない。武豊は「本当に良かった。今は体調がすごくいいんでしょうね」と好感触を確かめて笑顔。「元気がいいし、落ち着きもある。特に言うことはない」と声を弾ませた。見届けた角居師も「思っていた通りの調整過程を踏めている」と自信の表情。まさに今がピークの状態と言えるだろう。

 舞台は引き続きヴィクトリアマイルで圧勝劇を演じた東京芝マイル戦。強豪牡馬が相手となるが「この条件は好きみたいなんで。ウオッカとユタカさんに任せておけばいい」と指揮官は名コンビに全幅の信頼を寄せる。主戦は「マイル路線の強い馬が全部出てきた。外国からも強い馬が来ている。簡単ではない」と気を引き締めるが「主役で臨める一戦だと思う。ウオッカですからね」。自信を持って連覇に挑む。



Posted by セナ at 11:52│Comments(0)
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